厚生労働省は、6月26日、令和元年度の「過労死等の労災補償状況」を取りまとめ公表しました。

 

厚生労働省では、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスが原因で発病した精神障害の状況について、平成14年から、労災請求件数や、「業務上疾病」と認定し労災保険給付を決定した支給決定件数などを年1回、取りまとめています。

【ポイント】

 過労死等に関する請求件数は2,996件で、前年度比299件の増となった。 また、支給決定件数は725件で前年度比22件の増となり、うち死亡(自殺未遂を含む。)件数は前年度比16件増の174件であった。

 「脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況」「精神障害に関する事案の労災補償状況」「裁量労働制対象者に関する労災補償状況」の3種類がまとめられて公表されています。

詳細は下記サイトをご参照ください。