業務部の玉田です。

 東京・渋谷のスクランブル交差点を、歩行者全員がスマホを使用しながら
横断したらどうなるか? が、シミュレーションされていました。
結果、無事に横断できた人は3~4割で、転倒、衝突、2人が衝突した後
さらに別の人が衝突するなど、様々な危険が予測されていました。

 歩きスマホをすると、視野は通常の場合と比べ20分の1、周囲の対象物を
認知するのは1.5mまで接近してから という調査結果があるそうです。

 目の不自由な人が傷つけられたことがニュースになっていましたが、トラブル
は近年増加傾向らしく、その一因に歩きスマホをする人が多くなったことも
あるのではないかと言われています。

 人混みを歩けるのは互いが周囲を見ているからで、身体が不自由で、他人
や障害物を避けることが難しい人に道を空けるのは当たり前のことでは
ないでしょうか。

 健常者でありながら、見えていない人間にならないようにしたいものです。