業務部の佐藤です。

先日、当協会の従業員向けに、アサーティブ・コミュニケーションについての
研修が行われました。

研修ではコミュニケーションタイプを以下の3つに分類し、まず自分がどのタイプ
に寄っているかということを把握しました。
・アグレッシブ(自分の主張を相手に押し付けて自分の思い通りに操作する)
・ノンアサーティブ(自分の感情を押し殺して相手にあわせる)
・アサーティブ(※)

自己主張が強すぎて相手に高圧的な印象を与えるのも良くないですが、
かと言って相手に合わせばかりいると、返って相手に対して恩着せがましい
気持ちになったり、相手からも軽く見られてしまうということが起こり得ます。
※アサーティブとはアグレッシブとノンアサーティブの中間ということではなく、

自分の意見・考えを率直に伝えつつ、相手の気持ちにも配慮しながら協調的な

関係を築くことなのです。

次に、自分のタイプを踏まえた上で、相手に対してどのようにメッセージを
出していけばよいのか、というトレーニングをしました。
客観的に自分のタイプを把握することはできても、いざ実践するとなると
非常に難しかったです。
研修の最後には、従業員一人一人がアサーティブに近づくため、具体的な
行動目標も立てました。

社会人を何年も積み、それなりに上手くやっていたつもりのコミュニケーション。
しかし、無意識のうちにコミュニケーションロスを起こしてしまっていたのでは

ないかとふと不安になりました。

まずは研修で立てた行動目標を実践し、お客様とはじめとする関係者の皆様と
より良い関係を築いていければと感じました。