淀川労務協会 業務部の下村真仁です。
10月になりました。
多くの会社では下半期がはじまる時期で、心機一転、業務に取り組まれる事業所も多いかと思います。
新しい事をしたり、物事を変える時には、意見が二分されることが多いと思います。
「とりあえずやってみよう!」
「いや、慎重に考えよう。」
どちらも正しいと思います。
意見の相違が出た場合、よく「話し合い」より「聴き合い」を意識すればスムーズに進むと言われています。
双方が自身の意見の正論を言い合い、相手を論破するのではなく、互いの考えを尊重し聴き合ったうえで、相違する点ではなく、より上位で共通する、協力できるものを見つけていく。そこから新しい解決策を見つけていくというものです。
この状況では、当初の意見は異なっていても、双方が問題の本質を共有し、問題解決の意志は一致しているのです。
「正論が必ずしも最適解ではない。」
「最適解は何か。」
政治でも総論賛成各論反対で何も進まない状況が多々見られますが、実現しなければならない本質の部分を忘れず、その実現に向けて知恵を出し合い解決していく。
仕事においても非常に大事な事と考えます。

ぜひ、皆様におかれましても「聴き合い」を重視して頂けたらと思います。