業務部の下村です。

最近、蝉の鳴き声が耳に入ってきました。

もうすぐ梅雨も終わり、暑い真夏がやってくる時期になりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

4月から緊急事態宣言が発出され、5月下旬の解除までの2カ月。お客様と対面では全くお会いさせて頂くことができない日々が続きました。

5月の終わり頃から徐々に少しずつお会いすることができ、6月の中旬になってようやく一部のお客様を除きほぼ全てのお客様にご訪問が可能となりました。

まだまだ周りきれていませんが、多くのお客様と久しぶりにお会いすることが叶い、本当に嬉しく思っています。

 

この2カ月の間、電話やメールを中心に、ビデオ会議システムも使いながら、対面できない等 ”制限された時間” をお客様と乗り越えてきました。

 

様々なものが制限された不便な中、このような環境に身を置いたがゆえ、改めて気づかされたことも多くありました。

 

― 何が本当に必要か。 何を本当に必要とされるのか。

ある意味 無音” だった二か月ではっきりとわかり、はっきりさせられました。

 

繋がっている相手とは、離れていても繋がっている。

必要とされる相手には必要とされる。

 

改めてわかる。

 

2カ月を乗り越えて、久しぶりにお会いして、口元の表情はマスクでみえないけれど、目を見た瞬間、わかる。

ほんの昨日のように分かり合えます。

 

それは今までの過去からの行動による”信用”があって、現在、そして未来に対する”信頼”がお互いにあるからだと思います。

 

信頼があれば、離れていても信じれる。

信じ切れる。

それは相手のことを自分事で想像できるから。

 

もちろん、相手との関係性や距離感は変わっていくもの。

出会ったときの感じがずっと続くわけではありません。

成熟したものになれるかどうか。

それはお互いに信頼があるかどうか。

話した瞬間、目を見た瞬間。それはわかる。

 

お客様と今の一日一日を一緒に生きている。

今を一緒に働く。それは今を一緒に生きて(活きて)いくということ。

この二カ月、本当にそう感じました。

 

一緒に生かして(活かして)くれている方々へ感謝しています。

 

これからの世界は、未来は、不透明かもしれませんが、せめて自分に関わって一緒に生きている人には幸せでいてほしい。

 

心からそう思います。

 

かわりのきかない大切なものがある。

本当に必要なもの。大切なもの。

離れていたからこそ、改めて大切さと強さがわかったもの。

 

大丈夫。信頼で繋がっている人と人との関係は、そんなにやわじゃない。