2月24日、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が開催され、基本方針の見解が発表されました。内容として、
・これから1-2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際であり、
・このウイルスの特徴として、現在、感染を拡大させるリスクが高いのは、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされる環境だと考えられ、最も懸念していることは、こうした環境での感染を通じ、一人の人から多数の人に感染するような事態が、様々な場所で、続けて起きること
としています。
特に、風邪や発熱などの軽い症状が出た場合には、外出をせず、自宅で療養すること。ただし、以下のような場合には、決して我慢することなく、直ちに都道府県に設置されている「帰国者・接触者相談センター」に相談することとしている。
- 風邪の症状や37.5°C以上の発熱が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
- 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
- ※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
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また、症状のない人も、それぞれが一日の行動パターンを見直し、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされるような環境に行くことをできる限り、回避すること。症状がなくても感染している可能性があるが、心配だからといって、すぐに医療機関を受診しないこと。医療従事者や患者に感染を拡大させないよう、また医療機関に過重な負担とならないよう、留意すること。等としている。
教育機関、企業など事業者の皆様も、感染の急速な拡大を防ぐために大切な役割を担っており、それぞれの活動の特徴を踏まえ、集会や行事の開催方法の変更、移動方法の分散、リモートワーク、オンライン会議などのできうる限りの工夫を講じるなど、協力してください。としている。
また国土交通省、厚生労働省も駅や電車で、テレワーク、時差出勤等の推奨をアナウンスしています。
出来る限りの対策をしていきたいものです。
詳細は下記サイトをご参照ください。
■新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解 -厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00006.html