新型コロナウイルスの感染拡大により、大阪府は4日から18ヵ所の保健所に「帰国者・接触者相談センター」を設置すると発表した。
大阪府は独自に、国が検査の要件としている37.5度以上の発熱や武漢市への渡航歴などがなくても、医師の診察をもとに保険所長の判断で検査を行えるようにするとのこと。
また厚生労働省は3日、新型コロナウイルスによる感染拡大を防ぐため、各都道府県に対し、感染が疑われる患者を専門に治療する「帰国者・接触者外来」を各自治体内の医療機関に設置するよう依頼した。また、この外来を受診する前に、受診希望者の相談を受け付ける「帰国者・接触者相談センター」の設置も求めた。
■新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制について -厚生労働省医政局地域医療計画課 厚生労働省健康局結核感染症課 (事務連絡 令和2年2月1日)