淀川労務協会の三浦です。

 

ご依頼頂きここ1カ月ほど顧問先の採用面接の場面に同席させて頂いております。

 
労務顧問業務において労使関係で重要な判断をしなければならない際、顧問先に求められて従業員の皆様と直接お会いすることがあるのですが、例えば評価面接や懲戒処分(解雇を除く)など従業員のやる気を引き起こしたり、悔悛に期待する場面(戦力アップを目指す場面)とは違い、「採用」と「解雇」に関する場面は「その会社の従業員であるのか、否か(戦力とするのか、しないのか)」を判断しなければならない特殊な場面になりますので、特に責任を重く感じます。

 
そこで今回は面接の場面で応募者の資質を計る方法を1つ書いてみたいと思います。

 
在職中の応募者に限られますが、こういう質問をしてみてください。

 
「当社に採用となった場合には、いつごろ出社可能ですか?」

 
応募者が1カ月以内の短い時期を答えた場合には、「重要な仕事をされていたと思うのですが、そんなに短い期間で大丈夫ですか?」とさらに質問してみてください。

 
・ 残業してでも今の会社に迷惑をかけないようにきちんと引き継ぎたいと思います。
・ 就業規則で1カ月と決まっているので大丈夫だと思います。
・ 民法で14日と決まっているので大丈夫です。会社が考えてくれればいいことなので。

 
応募者が1カ月以上の長い期間が必要と答えた場合には、「出来ればもう少し早くご出社頂きたいのですが難しいでしょうか?」と質問してみてください。

 
・ 大丈夫です。御社に是非とも入社したいので今の会社はなんとかします。
・ 御社で早く勤務したい気持ちでいっぱいなのですが、今の会社でもお世話になっており早くやめると同僚にも担当の顧客にも迷惑がかかるので難しいかもしれません。上司に少し相談してみます。
・ 有給を全て消化してから辞めたいので難しいと思います。

 
実際、色んな回答が出てきます。

 
自分の都合、相手の都合。組織に属し多様な人間関係の中でヒトは働いています。
何が適しているのかはここではあえて述べませんが、この回答はもしその方を採用した場合、自社を退職される際にも同じように対応されるものと考えておかなければなりません。

 
ご参考ください。