業務部の三浦です。
ラグビーW杯、オリパラ、万博の開催を控え外国人観光客の増加を見越して、阪急電鉄と阪神電鉄は「梅田駅」を「大阪梅田駅」にそれぞれ名称変更するようです。
確かに梅田・北新地駅寄りに「大阪駅前ビル」、大阪駅寄りに「ヨドバシ梅田」や「梅田スカイビル」、西梅田寄りに「ハービス大阪」等、梅田と大阪の名称使用が雑多で、日本人観光客でもJR大阪駅で降りてタクシーをとめて「梅田駅まで」と伝える方もいるらしく、大阪に馴染みの無い方にとっては必ずしも「大阪=梅田」ではないのでしょう。
明治7年に曽根崎村の梅田に国鉄「大阪駅」が開業した当初は大阪駅も「梅田駅」「梅田ステーション」などと呼ばれていたものの、阪神・阪急や貨物駅の梅田駅が開業すると、次第に大阪駅のことを「梅田駅」などと呼ぶことはなくなったとのこと。
JR含め「大阪梅田駅」に統一する案もあったと思いますが、今回は阪急・阪神側が折れたというところでしょうか・・・。
個人的にはより馴染みある「梅田」で統一して頂いて、「新宿」や「渋谷」のように都市名で世界的に認知される事に期待しますが、なんとか「梅田」という名前が残ったことで良しとすべきなのでしょうね。