業務部の三浦でございます。

おかげ様で特にここ数年かなり忙しくさせて頂いており、毎日毎日とにかく大量にモノを書いて、常に顧客等と話しているように思います。

相談メールも毎日数十本、相談電話も毎日数十本。

書いて、話して、聴いて、書いて、話して、聴いて。ほとんどそれで1日が終わります。

私の業務は人事労務のコンサルティングやアドバイザリーの領域ですから、交渉や調整を含む問題解決が絡む場面がほとんどで、書く内容、話す内容には言葉の選択1つ、表現1つ、かなり慎重さが求められます。

この仕事を始めた当初は1つ1つ本当に調べなければわからなくて、1つの事案にかなり時間がかかりご迷惑をお掛けすることもありました。

当時は書く内容、話す内容も杓子定規で裏付けられる経験もなく、自分の書く文字や発する言葉に自信もありませんでした。

それでも何とか歯を食いしばって、書いて、話して、聴いて、実践して、検証して、ときには挫折して・・。・・。

その繰り返しと、有難いご縁をもって20代からなかなか経験できないような特殊な業務経験、実績を積み重ねてくることが出来ました。

今ではお客様が話し始めた瞬間、メールをみた瞬間に相談内容と真意を概ね理解し、経験に裏付けられた解決への選択肢とその長短、1つの判断が他に与える影響がいくつも頭に思い浮かび、顧客の特性に合わせて期待するところと着地とをナゾるように会話や文字を進めることが出来るようになったと思います。

書いて、話して、聴いて。書いて、話して、聴いて。

ある会社での経験から吸収して、それを他社に還元して。

次は、他社での経験から、ある会社へ還元して。

何も難しいことではなく、シンプルにこれを高い質をもって繰り返すことを追求すること。

顧客と同水準の危機感と緊張感、責任感、そして自分なりの「こだわり」を持ち、結果を重視すること。

これを蓄積することで、他者にはマネできないと思える理論構成や着眼点、暗黙知を得る事が出来るような気がします。

AIに置き換えられることのない仕事を追求したいと思います。