厚生労働省は7月1日、個々人の年金の「見える化」のための取組みとして、「年金簡易試算Web(案)」を検討会で公表しました。

 

公的年金、私的年金を通じて、個々人の現在の状況と将来の見通しを全体として「見える化」し、老後の生活設計をより具体的にイメージできるようにするための仕組みである年金簡易試 算 Web について、令和4年 (2022 年) 4月の運用開始を目指し、令和3年度( 2021 年度) 前半に開発、 同年度後半にテスト(運用実験)を行うとしています。

 

Webアプリでは、これまでの加入実績に応じた年金額の他に、
・現在から70歳までの期間について利用者自身が入力した働き方の条件(就労期間、給与・賞与など)に応じた将来の見込額
・ねんきん定期便(QRコード)の情報を利用しない場合でも、70歳までの期間について利用者自身が入力した働き方の条件に応じた将来の見込額
・繰下げ・繰上げなど受給開始年齢を変更した場合の見込額の試算

が可能としています。

 

詳細は下記サイトよりご参照ください。

 

(出所)第11回 年金広報検討会 -厚生労働省 ※下記サイトより、資料2-1、資料2-2をご参照下さい。

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212815_00025.html