業務部の村上です。

 

秋の気配を感じる季節になりました。

秋の味覚の代表の秋刀魚。

例年ならスーパーに安価で売られ、食卓に並ぶはずが、先日近くのスーパーでは冷凍の小ぶりの秋刀魚が少しだけ並んでいました。しかも1尾350円。

最近メディアで報じられているようにサンマ漁が深刻な不振に陥り、8月上旬に解禁されたものの26日まで近海ものの水揚げは“ほぼゼロ”だったそうです。

20日に大型船による公海上の漁が解禁され、26日、根室港に戻った大型船団が473トンを水揚げし、ようやくホッと一息ついたという事です。

原因は気候変動や海外需要の高まりなどもあって近年の漁獲量は減少傾向にあるようですか゛、今年は特に深刻なようで、また、日本海の海水温も上昇しているらしく、富山県や石川県のイカ漁の漁業者は、北海道の沖合まで北上してイカ漁をしており、今年1月頃は大間のマグロが不漁でしたが、その原因はマグロの餌になるサンマやイカが日本の沿岸に近づかなくなったからです。

先週家の近くの居酒屋さんで秋刀魚を食べておられる方を見つけ、すごくおいしそうだったので注文しようとメニューを見ると1000円。

その秋刀魚は大きなお皿にまるで高級魚のように盛り付けられていました。

しかし高すぎる…。気候変動が生態系に影響を及ぼすなかで、私たちの食生活も変えざるをえなくなる時代がやってきているのでしょうか?