外勤業務部の下村です。 ぐっと暑くなってきました。くれぐれもご自愛ください。
最近、昔からお世話になっているベテランの先生から、人事労務絡みで顧客の社長様やご担当者様、また顧客先の職員様達にお話されている内容を、色々お伺いすることができました。
その中で特に印象深いお話、皆様の会社でもご参考頂ける内容をご紹介させて頂きたいと思います。
1. 「人事は他人事と個人事が混在することがあるが、組織論は、他人事と個人事が混在してはいけない。他人事なのである。」
人事は人の事と書くことから、あくまでも他人事。主観はいれない。というのが原則。ただどうしてもそれだけでは難しい場合もあることは確か。 ただ、組織は個人事は絶対にいれない。これは侵してはならないルール。
2. 「昇格は能力や役割評価。 昇進は人格や人物評価。 人物評価に問題がある人は役職者にしてはいけない。」
昇格は人事制度でのルールに基づき、保有能力やその発揮の程度、役割を担えているかで評価されるが、昇進は人事権の裁量。限られたポジションでもあり、経営者・会社で人物評価をし信頼できる適任者を判断する。
3. 「新入社員に『上司が”えこひいき”したくなるような人物になりなさい。』と話している。」
「えこひいき」はそのままの意味ではなく、また上司にごまをすれと言っているのではない。仕事をちゃんと遂行する能力は当たり前のこと。 それに加え、仕事は人と人。職場も人と人。人間は感情の生き物。「〇〇さん、頑張っているな。よく気が利くな。よく教えたこと聞いてくれているな。」 「それなら、一肌脱いであげようか(あげたいな)、もっと教えてあげようか(あげたいな)、一緒に付き合ってあげようか(あげたいな)、もっとこれこれしてあげたいな・・etc」となる。 そういう意味で可愛がってあげたい(いろいろ伝えてあげたい)と思われる人になっていけば、成長も早く、信頼してもらえ、仕事も任せてもらえるようになるぞ、という意味。そのためには素直さ、謙虚さ、そして感謝の気持ちが大切だ。
4. 「頭で仕事をするのではなく、心で仕事をする。 心での仕事が合っている(正解)かどうかは、お客様が決める。 お客様にそれが正解なんだと理解してしてもらうようにする。 ただ最後にそれを決めるのはお客様。」
理論、理屈、法律の話だけならコンサルタントにはなれない。それなら行政や教科書、それこそAIで十分。 理論や法律をわかったうえで、相手の置かれた状況・事情、気持ち・思いなどを汲み取り、そして自分の培ってきた経験から基づいて、責任をとって自分なりの助言を行う。それを信じてもらう、納得してもらうのもコンサルタントの力である(※事業所の場合は、コンサルタントを担当者と読み替えてください)。
いかがでしたでしょうか。何か心に残ったものがあれば幸いです。