総務部の長尾です。
「災害級の暑さ」と言われた昨年の猛暑では、熱中症で搬送される方が相次ぎました。
それを受けてか、今年は女性だけでなく男性用の日傘を売っているお店をよく見かけます。
ある大学の調べでは、日傘を差した場合、頭頂部で94%・顔で79%の紫外線を防ぐことが出来るそうです。
また、熱中症が発生する危険度を示す「暑さ指数(WBGT)」では、日傘を差さなかった場合と差した場合とを比べると、平均して0.9~1.8℃、最大で2.9℃も下がるとのことです。
WBGTが3℃下がると、熱中症予防指針のレベルが1段階下がり、熱中症になる危険性がグッと低くなります。
毎年夏になると、何も遮るものがない炎天下、ダラダラと汗を流しながら真っ赤な顔をして歩いている男性をよく見かけます。
環境省の調べでは、女性の7割が日傘を使うのに対し、男性は1割程度しか使われないそうです。
あまり浸透していないので、使うのを躊躇われる男性の方も多いかと思いますが、年々酷くなっていく日本の暑さを考えると、身を守るために必要なアイテムになっていくのではないかと思います。
男性の方も、日傘を活用されてはいかがでしょうか。