業務部の下村です。
いよいよ寒くなって、冬がやってくるなと実感するこの頃です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
機械式腕時計の制作会社で「ゼニス(Zenith)」社という会社があります。
腕時計というと、ロレックスやオメガ等が有名ですが、Zenithの腕時計も☆のマークが印象的で、たまにドラマで俳優が着用していたり、漫画の登場人物がつけているのを見かけます。
私はZenithの時計を持っているわけではありませんが、そのブランド哲学やストーリーに心が魅かれます。
Zenithのホームページで「ブランドフィロソフィー」という言葉が出てきます。
「フィロソフィー」とはブランドアイデンティティの根底ともなるブランドの哲学で、「ミッション」「価値観」「ビジョン」から構成されるそうです。
■ブランドフィロソフィー
ゼニスはブランドフィロソフィーに「TIME TO REACH YOUR STAR (最も高い、あなたの星をつかむために)」を掲げ、夢を追いかけ、夢に向かって努力し、夢を叶えたいという希望を持った人に寄り添うブランドでありたいと願っています。
■存在意義
ゼニスの存在意義。それは人々を勇気づけ、あらゆる困難に立ち向かって、自らの夢を叶える原動力となることです。1865年の創業以来、ゼニスは自らに挑戦し、新たな高みへ到達しようとする人々とともに歩んできました。今こそ、最も高い、あなたの星をつかむ時ではないでしょうか。
■ブランドの価値
ゼニスでは、人間的要素が当社のブランド価値の中心にあります。独自のレガシーと将来を見据えた軌道を通じて、協力者とチームメンバーは次の価値観を共有しています。
・誠実さ
ゼニスは真に偽りなき本物のブランドであることに誇りを持ち、完璧な技術により名声を確立してきました。ブランドの歴史は平等と完璧なクラフツマンシップを基礎としており、ゼニスの歴史を作り上げた過去とその人々に忠誠を尽くしてきました。
・個々のビジョンの力
先見の明を持った創業者からエル・プリメロキャリバーを保存するために危険を犯して危機を救った英雄まで、ゼニスのストーリーは自由の精神を持つ個人の活躍により輝いています。彼らの力強いビジョンと反骨精神はゼニスに刺激を与え続けてきました。
・進歩
未来を改善する不屈さ。秀でるために慣習を打ち破る。期待を大きく超える強い信念を持つ。ゼニスの道は常に上り坂です。常により高い目標を目指し、さらに挑戦し、歴史に痕跡を残すという究極の目標。
Zenithは英語で「天頂」「頂点」などを意味し、また1969年に発表した世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ。エル・プリメロ(El Primero)」はエスペラント語で「No.1」や「第1の」を意味するそうです。
26歳で社労士業界に入った時、「関西一の社労士になりたい!」「関西一の事務所にしたい!」と思い続けてきた私にとって、胸に響くブランドフィロソフィーです。
私は20代の時から、Zenithでいうブランドフィロソフィーを紙に書き出して、ずっと大切に持ち続けているのですが、改めて、自分の“ブランドフィロソフィー”を見返し見つめ直したいと思います。