業務部の下村です。

桜が開いて来ました。

まだ朝晩は冷えますが、日中はコートを着ずに、陽の暖かさに優しさを覚えながら歩けることに、気持ちが和らぎます。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

ゴルフ。

自然の中で一日中よく歩き、太陽を浴びて気持ちよくプレーする素敵なスポーツです。

 

緻密に戦略を立てプレーを進めたり、豪快なショットでスカッとしたり、ドンピシャでニアピンの位置につけたりした時は気持ちがいいと思います。

 

私はゴルフが下手(得意ではない)なので、なかなか上記のような爽快さを味わえるのはまだまだ数少ないことです。

しかし私にとってゴルフは、人生を生きていく上での対処の仕方をよく教えてくれます。

 

ゴルフは原則4人で回りますがプレー自体は基本一人で行うもの。そして色々コンディションも変わり、メンタルスポーツでもあり、周りに振り回されないように、自分のマイナスイメージにのみこまれないようにする必要があります。

 

練習と本番は違いますし、こうするべき、こうあるべきを捨てて、精神的に力を抜いていつも通りに打つ方がいい結果(ショット)がでたりします。少し不調であれば、原則に拘らずに少し構える方向をかえてみる。ボールの位置を変えてみる。番手を変えてみるなど、あるべきに拘らず、思い込まずする方がいい。不調ならそれを受け入れて、少しだけ変えてみる。余計なことを考えず、あるべき論からはずれ、シンプルに当たり前に行動する。気を楽にして、力を抜いて、口角をあげて、前を向いて、声をかける。

 

当たり前だけど、すぐにできない。非常に大切な対処法。

 

また、互いに気をかけて声をかけるのは非常に大切です。

メンバーに気にかけてもらって少しアドバイスをもらったり、笑いながらちょこっと声をかけられるだけで大分助けられます。

不調なときは視野が狭くなるものです。この“少し”“ちょこっと”がありがたいです。

 

これって生きていく中で、不調なときなどでの対処法とよく似ています。

 

そして、決して上手くいったとしても欲をかかないこと。腹8分目とよくいいますが6分目くらいでも丁度良いと思うこと。

 

これも生きていくことと似ています。

 

腹6分目で充分とし、自分のメンタルを充しながらプレーしていく。ショットにナイス!と離れていても声をかけ、ボールを見失った際は一緒にさがす。最後にグリーンで讃えあう。

 

そして、たまにいいショットがでたり、パターが入ったりすることがあります。

“ナイス!すごい!”と声をかけてもらう。“ありがとうございます!”と笑顔になる。

この体験・気持ちを大切に忘れずに、また次のホールへ進んでいく。

 

繋がりながら一人で行い進んでいく、メンタルスポーツ。

 

生きていくことも同じだなと思います。

 

 

「しあわせは いつも じぶんのこころがきめる」 相田みつを