業務部の松井です。
 
 あるシンクタンクの2018年度の経営戦略セミナーに参加してきました。
 以下ポイントをまとめました。

 1.日本はコストカットに重点を置き、諸外国はブランド力を高めることに力を注ぐ。
 2.これからはコストカットだけでのアプローチではダメで、付加価値生産性をもっと高める工夫が必要となる。
 3.会社のビジネスモデルを0ベースで考え、付加価値を高める創造開発型企業への挑戦をしないと生き残れなくなる。
 4.需要を創造し、圧倒的な差別化価値を開発する。それにはトップ自らが開発アイデアの制約を取り払う。
 5.①コスト指向、②自前主義 ③守り中心 ではこれからの成長は見込めない。
 6.高い生産性を発揮する組織を作るためには、ES(従業員満足)を優先する経営を行う。
 7.人材については、「高生産性人材の育成」と、「全社員リーダーシップ」を行う。
 8.過去肯定、現状否定、未来創造 が必要である。

 このように、アメリカの突出した企業である、アップル、マイクロソフト、グーグル、アマゾン等は、現状を否定したところから始まっていると言えます。
 これからビジネスでさらに成長をさせるには経営者はかなり頭を柔軟にしていく必要があるように感じました。