業務部の松井です。

いよいよ10月よりマイナンバーの制度がスタートいたします。
国民全世帯に個人番号(マイナンバー)が通知カードとして送られてきます。
事業所に説明に行きますといろいろな質問をいただきます。

1.取り扱う際に安全管理を厳格にしないといけないようだが、どこまでやればいいのか?
2.そこまでやるほどの重要な番号なのか?
3.漏れてしまった時のリスクはどのようなものがあるのか?
4.この制度には反対なので、個人番号カード(写真入り)は絶対作らない。
5.淀川労務協会はどのような形でマイナンバーを管理してくれるのか?
6.いったいどういった目的でこのような制度ができたのか?

等々 様々です。

こちらも細かい部分でわからないところは、内閣官房の相談窓口に問い合わせしたりしていたのですが、9月半ば以降ほとんど電話がつながらなくなりました。
ここにきて問い合わせが多なってきた、つまり皆さん意識しだしたといった状況かと思われます。

またある知り合いのアメリカ人の方からは、「日本はこの制度の導入は遅すぎるよ。もっと早くやっておくべきだよ。」と言われました。
日本では大変だーといったイメージしかないですが、導入している国民にとりましては当たり前のようになっているのかもしれません。
これから通知カードが各世帯に届き、そこから会社はマイナンバーを収集、保管、利用、提供、廃棄、といった作業をしていく必要があります。

当分は新しく導入されたこの制度に日本国民あるいは各企業、行政機関は振り回されるのではないでしょうか。