業務部の下村です。

6月も2週目に入りました。季節は梅雨です。

今年は新型コロナの影響で、2月ごろから季節の匂いや時の感覚が止まってしまったようで、

もう今年も半分が過ぎようとして、1年の後半かと思うと、なんだか変な感覚です。

 

 

そういう環境の中、6月で私が今の事務所に26歳でお世話になって20年の節目を迎えることができました。

20年やってこられたのも、お客様や事務所の皆さんに支えて頂いたおかげだと感謝しています。

 

20年といえば、一般でいう「成人」。やっと社労士として一人前になれたかと考えると、

周りの社労士の先生方や経営者の方々、等々比べてみても、知識や能力、そして人間の器としても

全く及ばないな、というか、20年前とほぼほぼ変わっていないなと、痛感してしまいます。

 

●26からの10年は、なんでも新しくて、迷惑をかけながら吸収してきた時期でした。

●36からの10年は、試行錯誤で色々迷いながら試してみたりもがいて走ってきた、そして色々な人と巡り逢いご縁を紡いできた時期でした。

 

●そして46からのこれからの10年は、自分の特徴を活かして自分を確立し、自分に深みを増やし、今までの経験でお客様へ貢献していく時期にしたいと思います。

そして新しい自分に出逢う時期にしていきたい。

今まで育てて頂いた事務所に還元し、これからの人に還元していける時期にしていけたらと思います。

 

 

●そして10年後の未来、56からの10年は自分の職業人生の集大成として最後まで走り抜け、次の世代の人へ色々なものを渡していける時期にしたい。

●そして、20年後の66からは、新しい世代の人達が新しい時代で堂々とかつしなやかに活躍している景色を見ながら、自分らしく働いて走り終えたい。

 

あっと言う間の、すばらしい職業人生だったな。いろんな素敵な人と出会えて良かったなと思える人生にできればと思います。

 

20年前、私が今の事務所の採用面接で木村統一前理事長から頂き、入所の決め手になった、司馬遼太郎著「二十一世紀に生きる君たちへ」の中にある”鎌倉武士”への憧れ。

「たのもしさ」

「自己を確立し」「自分には厳しく、相手にはやさしく」

自分の足でしっかりと立つ、他人の痛みを感じる、やさしさ、思いやり、いたわり…

 

まだまだ”鎌倉武士”には程遠いですが、職業人生あと半分。まだまだやらなければいけないこと、目指していくことがが沢山残っています。これからが楽しみです。