総務部の野山です。

 

先日、朝起きると寝違えたように首が痛く、時間が解決してくれるだろうと軽視していたのですが、服を着替えようと腕を上げた瞬間、首に猛烈な痛みが走り数秒間動けなくなりました。

慌てて病院を探し、夕方には診てもらうことができましたが原因は「加齢による頚椎間の軟骨が擦り減ったため」とのことでした。もうそんな年齢になったのかと大変落胆しましたが、訪れた病院の雰囲気がとても印象に残っています。

インターネットを頼りに病院を探したのですが、大きい病院は当日の予約はいっぱいだと断られ、実際に診てもらうことができたのは小さな昔ながらの病院でした。ホームページなどは当然なく、情報がほとんどなかったため不安を抱きながら訪れました。

カルテは当然、今主流となりつつある電子ではなく紙。70歳代だと思われる先生は万年筆を使用され、毎回小瓶に入ったインクをつけながら書いておられ、昔にタイムスリップしたかのようでした。

診察時には体をこちらに向けきっちり目を見てお話してくださり、また納得するまで説明をしてくださり、とても安心感が得ることができ人の温かみを感じ、こういう「昔ながら」もきらいじゃないなと思いました。

システム化が推奨される現代ですが、「昔ながら」が良いこともたくさんあると思います。

何でもシステム化するのではなく、どちらが良いのかを見極め「昔ながら」の良さも大切に残していくべきだなと感じました。