業務部の下村です。
先日、東京で業界団体の会合に参加してきました。全国の社会保険労務士が集まりパワーを頂いたのと同時に、新しい出逢いに恵まれ、また久しぶりにお逢いできた方とも親交を深めることができました。
初めて出逢っても、久しぶりに再会してもご縁がある人とは、昨日会っていたかのような”安心感”に包まれます。本当にご縁がある人とは、普段離れていても繋がっているなと感じました。

次の日、有楽町にある「相田みつを美術館」に行ってきました。
相田みつをが大切にしているテーマの一つに「逢」があります。
心に残る詩は、その時の心境で変わります。
「その時の出逢いが人生を根底から変えることがある  よき出逢いを」

 

そして、東京からの帰りに、人との出逢い、縁について 色々と思いを巡らせました。

人の縁は時間がたつにつれ、その関係性が徐々に変わってきます。
ご縁がある人は、離れていて普段逢えなくても、自分の中にちゃんといて、おそらく相手の中にも私がいて、また逢える、逢ってしまう人。なんだか不思議です。
近くにいても、自分の中、相手の中にいない人もいるのに。

また、新しい出逢いは自分をリフレッシュさせます。新しい出逢いは自分の良さを引き出してくれて、新しい自分に気づかせてくれます。
もちろん昔からの出逢いは更に大切です。その出逢いにも「始まり」があります。長続きする為には始まりの時の気持ちを思い出すことが大切です。その時に感じた相手の魅力、その時の自分自身の気持ち。
無理する関係は同じように続きません。
お互いを尊重し尊敬し思いやる関係はいつまでも続きます。自分を築く土台となっていきます。
大切な人と出逢い、その人とご縁を紡いでいける。それは”違うけど同じ”、”同じだけど違う”、そして互いに尊敬できるからだと思います。そういう人との距離感は絶妙です。出逢いは結果、必然なんだろう。出逢うべき理由があるのだろうと思います。
よく、今自分の周りでお付き合いしている人は10年後の自分の姿を現しているとも言われます。素敵な人の周りには素敵で魅力的な人が集まってきます。
自分らしさを出しつつ、なんだか変わったねと言われる、自信をもてる、自分を内面からグレードアップしてくれる服。素敵で魅力的な人とのご縁もなんだか似ている感じがします。          面接での一番大切な判断要素は、この人と気持ちよく、前向きに同じ方向を向いて、“一緒に”働いている未来が想像できるか、だと思います。なんだか人の縁と自然と似ている気がします。

コミュニケーションは受け取り側が決めるもの。自分が決めるものではない。
アンテナを高くはる。相手の気持ちを考える。 相手の気持ちに気づく。
つまり相手に関心を持つ。
気持ちを言葉できちんと伝え、時にはぶつけあえる関係は結局、長く付き合える人になります。”この人なら大丈夫だ” と思える、 絶対的に信頼できる安心感。これは本当に大切です。

 

人はどんな人と出逢うか、大切なご縁にするかどうかで大きく人生がかわります。もちろん自分の気持ちが、その出逢い、自分の変化に大きく左右します。

この人に出逢えてよかった。
心からそう思える人と人生の節目節目に出逢って行きたい。そして長くご縁を続けたいと思います。
それは自分の財産であり、自分自身の鏡。
そのためには自分自身の成長が必要です。日常の仕事やお付き合い、成功や失敗の中で磨いていきたいと思います。