業務部の村井です。
つい先日、何気なくテレビをつけてニュースを見ていたのですが、千葉県の小学4年生の女の子が、
自宅で父親に殺害された事件が放送されていました。
放送されていた内容を見ていると、近隣の住民が1年程前から父親の怒鳴り声や子供の泣き声などが聞こえたりしていたそうです。
また、事件当日は女の子の母親や妹も自宅にいたとのことで、なぜこのような事件が起こるんだろうかと、とても悲しい気持ちになりました。
このような事件が増加する原因は何なのか、同じ子を持つ親として、なぜこうなってしまったのか、家族は助けることができなかったのか、近所の人たちは通報しなかったのかなど、色々考えさせられました。
厚生労働省の調査によると、2017年度の児童相談所への虐待相談対応件数は
心理的虐待:7万2197件
身体的虐待:3万3223件
ネグレクト:2万6818件
性的虐待:1540件
合計:13万3778件(前年度比1万1203件増)
となっており、1990年の集計開始以来、27年連続で増加しているそうです。
虐待する理由はわからないですが、例えば仕事の環境であったり、家庭の環境であったり、近隣住民との付き合いであったり、今より良くなればこういった虐待やその他の事件なども減るのかな、と思いました。
世の中を変えることなどできないですが、自分の身の回りからでも、いろいろと見直していきたいとまで考えさせられた事件でした。