業務部の三輪です。

 

毎年、3月末と9月末には、退職される方が多くいらっしゃるため、

私たち社労士事務所では毎日ように離職票の作成を行っています。

 

いつも電話やメールでやりとりをしている事務担当者さんや事業主の方から

退職者に関するご連絡を頂き、手続きを進めていくのですが、

時折、その事務担当者さんご本人がお辞めになることもあります。

 

社労士事務所として行う手続きは、どなたも同じです。

登録情報を変更し、離職証明書を作成し、ハローワークへ提出する。

ハローワークから離職票が発行されたら、速やかにご本人の手に渡るようお送りする。

 

ですが、いつもやりとりをしている事務担当者さんがお辞めになるとき、

私は、まるで同僚が退職してしまうときのような淋しさを感じます。

(ほとんどの場合、お会いしたこともない方なのですが・・・)

 

 

以前、ある会社の事務担当者さんがお辞めになった後、

離職票をお送りする際に一筆添えましたところ、ご丁寧にお電話を頂戴しました。

ほんの数分でしたが、お辞めになった背景や今後の生活についてお話してくださり、

「三輪さん、これからもがんばってくださいね」とお言葉を頂き、とても励まされたのを覚えています。

 

事務仕事をしていると、「やりとりする相手はあくまでも仕事上の関係、

連絡はいつもメール」・・・ということが多くなってしまいますが、

『袖振り合うも多生の縁』、お互いに少なからず影響を与え合っているということを忘れず、

人との出会いを大切にしていこうと思います。