業務部の松井です。

2017年の今年4月に入社した全体の就職内定率が97.7%と、1997年の調査開始から過去最高を記録したそうです。

新聞を見ておりましても、大企業を中心に「今期最高益」、「今期最高の売上」等景気のいい記事が多くでており、各企業とも業務拡大の中人材を多く求めているようで、今年度も人手不足の状態が続いていくようであり、就職内定率は更に上がるようです。

半面、日本生産性本部が公表している2017年度新入社員の意識調査の結果からは、労働時間に関する回答で、「残業は多いが仕事を通じて自分のキャリア、専門能力が高められる職場」を希望する方は26.0%で、「残業が少なく、平日でも自分の時間が持て、趣味などに時間が使える職場」を希望する方は74.0%という結果が出ております。

つまり昔ながらの仕事が第一といったモーレツに働く従業員ではなく、プライベート重視型の従業員が多くなってきているということです。

でありますので、残業を長時間することが仕事をよくやっている、仕事がよくできるという考え方自体を見直していく必要があるといわれております。
今後少子高齢化により、ますます人手不足が続く可能性があり、大企業、中小企業問わず、「従業員教育」、「業務の効率化」、「AIの活用」等は必須になってきます。