業務部の下村です。
 ある顧問先の社長様が、生前経営で大事なこととして「恕(じょ)」の大切さを仰っていました。

 恕=他人の立場や心情を察すること。また、その気持ち。思いやり。

 私へご相談頂く内容の1,2位を争うほど多いのが、いじめ、無視、嫌がらせ、パワハラ等の人間関係に絡むことです。それがメンタルヘルス不全に繋がることも多く、上司部下間はもちろん、同僚間が非常に多くなってきています。
 また労働局への相談件数も、1位がいじめ・嫌がらせ関係とのことです。

 自分のことしか考えていない人、相手の立場を考慮できず、気持ちをわからない人・・・。そういう人が増えてきているということです。

 ある時、インターネットで田口久人氏の「美人とブスの違い」を拝見して、相手の気持ちを察し、思いやれることの大切さを改めて感じ取り、先述の社長様のお話を思い出しました。

 どれだけ仕事ができようが、難しいことを知っていようが、これが出来ていないと・・・・。
 しかし「美人とブスの違い」は最後をこう締めくくっています。
 いつでも心がけ次第で「美人」になれる。
 
 私も常に見返したいと思います。