業務部の下村です。つい前まで酷暑だったのに急に寒くなってきました。
先日、六本木の森美術館で開催中の「藤本壮介の建築:原初・未来・森」を観に行ってきました。
藤本さんは、あの大阪関西万博の大屋根リングを設計した建築家です。
藤本さんがどれほどの想いで、あの大屋根リングを作ったか。世界は色々あるけれど、あのリングの中に世界が共存し繋がっている。
藤本さんの世界観に触れ、3時間没入してしまいました。
何枚も何枚も描かれた、リングの構想図を俯瞰していると、本当に感動しました。構想図、リングを見てると、あっ、そうか、万博全体がミャクミャクなんだと、またまた感動。
そして、藤本壮介さんと宮田裕章さんの万博コンビのコラボ、未来都市、共鳴都市2025。
没入映像。未来の都市はこうなるんだととても素晴らしかったです。
藤本壮介〜
多様性がうたわれながら分断が激しさを増すこの時代に 「それでも多様な世界は繋がることができる」 と世界に向けて発信する
それは世界と未来への希望
ばらばらであり ひとつであり さまざまな活動が さまざまなまま 共存する
個が個でありながらつながる 個と社会のこれからのかたち
たくさんの/ひとつの 響き さまざまな活動が共存する
ある特別な瞬間にひとつになる
「静寂とは」 アーリング・カッゲ〜(展示の中にあった書籍の一つです)
大事なのは「誰かが自分を見ているところを見ること」
目は心の窓とよく言われるが、本当に大事なのは、
自分が誰かを見ることではなく、誰かが自分を見ているところを見ることだ。
そのことを理解し、受けいれたときには、
あなたのまわりにあるものはそれまでとはまったく
違ったものになっているだろう。
本当に良かったです。
2031年に完成予定の藤本さんの仙台プロジェクト。 是非見に行きたいと思います。