業務部の三浦です。

法律云々も大事ですが、法律で全ての労務をマネジメント出来る訳ではないですし、むしろ深く関われば関わるほど労務は法律でマネジメントできない事に気づかされます。

そのときに大事なのはやはり「物事の道理(正しい筋道)」です。

労務判断に迷ったときの最終的な基軸は「道理に外れていないか」であって、各社の人事理念という付加要素により多少のブレはあったとしても、この点は共通の底流があるのではないでしょうか。

ヒトにかかわるアドバイスをする立場である以上、この道理感覚は顧客よりも繊細であり社会感覚に沿ったものであり、強いこだわりがなければならないと思っています。

「無理が通れば道理がひっこむ」ということわざがあるように、道理に反することがまかり通る労務管理なら、道理にかなった労務管理は行われなくなるでしょう。

ただ、このことわざには裏の意味もあって、「いくら道理を主張しても聞き入れられない場合は、引っ込んでいるほうが身の安全」だそうです。
色々な経営者、労働者がいらっしゃいますから、これもまた真なり・・・と実感する日々です。

とりとめもない駄文、失礼致しました。