業務部の松井です。

今年もあとわずかとなりました。

年末の挨拶を兼ねて担当事業所を訪問しておりますが、経営者の方からは、「最近人を募集しても全く来ない」、ということをよく耳にします。
今年10月の有効求人倍率は1.40倍と25年ぶりの高水準となっております。

完全失業率も3%と低水準を維持し、完全失業者数は21年ぶりに200万人を下回りました。
年末を前に人手不足感が強まっております。

ただし人手不足の度合いは職種によって大きく異なっているようです。

人手不足が深刻なのは、介護などのサービス業や建設業の仕事で、有効求人倍率が3倍を大きく上回るようです。

これに対して事務的職業では有効求人倍率が0.4倍にすぎず、人手は逆に余っているそうです。
少子高齢化が進んできますと人手不足がますます深刻になってきます。

そのためには会社は、採用計画を立てて、また採用後は十分な人材育成をし、作業効率化を図っていく必要があります。
人材を人財に少しでも多く変えていける会社が今後も伸びていくように思われます。