業務部の三浦です。
欧米では賃金を意味する用語が、その性質に応じて以下のように区別して用いられています。
WAGE:肉体労働による週・日・時間決めの給料 → 時間給
SALARY:月給、年俸等、いわゆる会社員給料 → 生活給
REMUNERATION:報酬、業績給、仕事給 → 仕事給
COMPENSATION:経営者報酬、役員報酬 → 成果給
一方、日本では、役員に支払う「報酬」は別として一般労働者に支払う賃金は、「給与・給料・賃金」というほぼ同じ意味の言葉しかありません。
生活給なのか、仕事給なのか、能力給なのか、歩合給なのか・・・
何に対して支払われるお金なのかが言葉そのもの労働者にとってもう少し明確であれば、労働意欲の向上に繋がるかもしれませんね