業務部の松井です。

 自民党総裁選が終わり、予想通り、安倍晋三さんが3期連続自民党総裁に選ばれました。
 ということは内閣総理大臣も続投するということになるわけで、あと3年間日本の舵取りを行っていくことになります。
 我々社会保険労務士に関連することとしましては、第一に「働き方改革」についてのことであります。

 前回のブログにも書きましたが、日本は先進国の中でも労働生産性が低く、社会人になって教育訓練を受けている割合が、2.4%とOECD加盟国平均の10%に比べると4分の1という低さが原因の一つであると言われております。
 一方企業の内部留保は一説には400兆円もあると言われており、従業員の給料をもっとアップするべきで、それによって経済の循環がもっと起こっていくといったことも常に言われております。
 それと同じく従業員への教育訓練、特に管理職への教育訓練をもっと行っていくべきだと思います。
 従業員への投資は今の時代必然で、教育訓練をした分必ず会社にとっていい意味でのリターンがもたらされるはずだと思います。
 つまりこれは企業にとって非常に率のいい投資であるという認識を、もっと経営者には持ってもらい、ここ最近は災害や異常気象が多く、これから先不安定で不安な世の中になってきておりますが、こういった時こそ人と物への投資をもっとしていくべきだと思います。