総務部の玉田です。

この夏は多くの自然災害が発生しています。
大きな被害が出れば、ほぼ1日中テレビやネットでその情報を目にする
ことになりますが、ある場所での復旧がままならない内に、別の場所で
災害が起きて、トップニュースがシフトしていくような状態が続き、
ニュースを見るたび暗い気分になります。

被災された方や場所の映像を見て、そこに思いを寄せ過ぎて心身が疲労
してしまい、体調を崩したり、精神的に不安定になったりすることを
「共感疲労」と言うそうです。
被害を受けず無事でいることが申し訳ない、という罪悪感が生じること
もあるそうです。
「我が身に起こらなくて良かった」と安心するのは、自らを守るための
メカニズムであり、被災者と自分は切り離して考えることも必要と言わ
れます。

日本は地震大国ですし、異常といえる豪雨も多発するようになり、「明日
は我が身」かも知れません。
遠方で起こった状況を想像して疲弊してしまうのではなく、出来る範囲
での支援や、もし自身が災害に遭ったときに、どうすべきかを考える
きっかけにするとこが大切なんだと思います。