総務部の長尾です。

 

「吹奏楽の甲子園」と呼ばれる、普門館が取り壊しになるそうです。

普門館は、東京都杉並区にあるホールで、1970年代からずっと吹奏楽コンクールの全国大会で使用されてきました。

吹奏楽コンクールは、高校野球でいう「夏の甲子園」に匹敵する最も大きな大会であることから、普門館も「吹奏楽の甲子園」と呼ばれています。

全国大会を目指す全国の吹奏楽部の中学生・高校生にとっては、その円柱を重ねたようなデザインの外観や珍しい黒のステージは憧れの的となっていました。

しかし、東日本大震災を受けて行われた耐震調査で施設の耐震性に問題があると判断され、2012年から使用が中止されました。耐震工事や建て替えも検討されていましたが、再開の見込みが立たない事から、12月からの解体が決定したそうです。

 

学生時代吹奏楽部だった私にとっても、普門館は憧れの場所でした。

取り壊し後の跡地は緑地とするらしく、無くなってしまうのは残念な限りです。

ホールの建て替えは無理でも、名前だけでも受け継ぐなど、何かしら違う形ででも残して頂けたらいいな…と思います。