業務部の松井です。

11月16日に働き方改革実現会議の第3回目が行われました。
もともとこれは安倍総理の私的諮問機関であり、一億総活躍社会実現のために作られました。

 第1回目の9月の時に、下記9つのテーマが出ました。

1. 同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善
2. 賃金引き上げと労働生産性の向上
3. 時間外労働の上限規制の在り方など長時間労働の是正
4. 雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援、人材育成、格差を固定化させない教育の問題
5. テレワーク、副業・兼業といった柔軟な働き方
6. 働き方に中立的な社会保障制度・税制など女性・若者が活躍しやすい環境整備
7. 高齢者の就業促進
8. 病気の治療、そして子育て・介護と仕事の両立
9. 外国人材の受入れの問題

これからの日本において働き方を変えていかないと、少子高齢化社会での労働力不足が顕著になり、また個々には長時間労働を強いられることになり、メンタル疾患等新たな問題が出る可能性がありますので、この会議は重要であり成果を期待したいものです。

私個人的にはこの中で特に6番目の女性、若者が活躍しやすい環境整備が非常に重要になってくると思います。
この会議を政府から企業への賃上げの要請のためだけではなく、実際に真の働き方の改革を実現していってほしいものだと思います。