業務部の竹田です。
私は小学生の息子に野球を習わせているのですが、親御さんやコーチ、監督と話をしていると「指導」について考えさせられます。
と言いますのも、練習をしていると怠慢なプレーや、やる気のないプレーをした子供たちにコーチの方たちは厳しく注意、指導をしてくださいます。
私としてはスポーツをやる上で心身ともに成長していくためには、厳しい指導も必要だと思っているのですが、今の時代なかなかそれを良しとしない風潮もあります。
子供たちとしましても、普段怒られることが減っている環境で育ってきたことで、怒られることに慣れておらず、その指導で委縮したり、ひどく落ち込んでしまう子もいるようです。
親御さんたちも考え方は様々で私のような方もいれば、あんな指導は時代に適していないとおっしゃられる方もいらっしゃいます。
コーチの方々もどのような方針で子供たちに接していくべきなのか、よく悩んでおられると聞きます。
私としては子供の性格、やる気、技術も含めて総合的に判断した上で、各々に応じた対応が必要なのではないかと考えています。
ただ、人数が多くなればそれだけ個別対応は難しくなります。そういった点も含めて指導するというのは難しいなと感じております。
これは私たち働く大人にとっても同じようなことが言えるのではないかと思います。
後輩、部下の指導をしなければならない方々にとって、どのように接し、指導していくのかは常に頭を悩ませるタネとなっているのではないでしょうか。
大人でも怒られ慣れしていない人が増加してきております。すぐ傍にはハラスメントと訴えられる問題も潜んでいます。
そのような時代の中でどのように指導し、育成し、今後を担っていく人材に育て上げるのか。
非常に難しい問題ですがそういったことについても事業所の方々と並走しながら考えていけたらと思います。