業務部の三浦でございます。

おかげさまで当協会も初めて職員数が30名を超える体制となりました。

顧問先企業の創業社長様が良く仰られる「30人の壁」は、各種ビジネス書や学術的な論文等でも指摘されており、具体には次のような内容です。

1)中途採用が定着しない

2)古参社員が退職する

3)コミュニケーションが難しくなる

4)階層型組織に切り替わる

5)古参社員と中途採用者との間に溝ができる

私は大企業出身ですので、経営者もしくは従業員の立場でそのステージに関与した経験がなく、経営者の皆さんが異口同音で仰ることを、受け売りでお話させて頂く事も多かったのですが、自身が所属する組織が実際にそのステージに至ると、理屈で分かっていたつもりになっていただけなんだなと思い知らされるような出来事もありますね。

30人の壁は企業の成長に欠かせない課題とされていますが、我々は爆発的に規模拡大を目指さなければならないような業態でもございませんので、時間がかかっても丁寧に乗り越えて、もしくは30人の壁に馴染んで、更に強い組織になれば良いと思いますし、その為に自分の立場で求められる役割を果たさなければならないと責任を感じています。